トライアル

【時間制限つきトライアル】3社目合格

前回の記事に、時間制限つきトライアルを受験することを書いていましたが、受験後さっそく合格の連絡がありました。

引き続きトライアル中今回は短いですが、現状報告のために記事を書きます。 現在の状況 これまでに計25社応募しており、そのうち複数社が現在進行中(トライア...

特許(英→日)、分野はバイオ・メディカルです。

自分用の記録として、トライアル前準備や全体の所感などをまとめておきます。これから時間制限つきトライアルを受けられる方の参考にもなれば良いと思います。

トライアル前の準備

トライアル開始前の準備として、以下のことをしました。

  • 返信用メールを作成
  • トライアル課題受け取りからの流れのシュミレーション

①返信用メールを作成

メール作成は意外と時間をとられるものです。時間に追われている場合、ミスをしかねません。

そこで、メールの文面をあらかじめ作っておくことにしました。

暗号化用のパスワードも事前に決め、トライアル課題とは別に送るパスワード連絡メールの文面も作成しておきました。

実際には、提出までに時間の余裕がある状態で終えたのでギリギリの状態でメールを作成したわけではありませんでした。

しかし、普段なら布団に入っている時間まで翻訳したため、かなり疲れていました。事前にメールの文面を作成しておいたのは正解でした。

②課題受け取りからのシュミレーション

トライアル課題の分野がバイオメディカルであることは事前に知っていました。

しかし当然ながら、どのような内容であるのかは課題を受け取るまで分かりません。

そこで、限られた時間を最大限有効に翻訳のために使えるよう、課題を受け取ってからの流れをシュミレーションしました。

具体的には、以下のような流れを事前に確認しておきました。

①2時間前に起床、PC立ち上げ、使用予定のソフトを全て立ち上げ
②10分前にはPC前で待機
③課題受領
④課題の指示内容を簡単に確認
⑤課題送付メールに対し受領の旨を返信(事前に作成したメールテンプレ使用)
⑥「翻訳を開始するまでにやること(後述)」をする
⑦翻訳開始
⑧チェック
⑨メールにて課題提出(事前に作成したメールテンプレ使用)

翻訳を開始するまでにやること

上記の「翻訳を開始するまでにやること」とは、以下のようなことです。

  • 学会や病院HPの用語集確認
  • 課題文からキーワードを抽出し用語確認
  • 抽出したキーワードから関連のサイト、特許を確認
  • 足りない知識を補充する

「足りない知識の補充」がゼロからの知識補充であった場合、今回のトライアルは合格していなかったと思います(ゼロから知識補充する時間がないからです)。

今回は、「これまでに時間を費やして得た知識があることを前提として、残りの足りない部分を軽く補充する」前提でシュミレーションし、実際にその通りになりました。

トライアル全体の所感

「受からなければならない」トライアル

課題の内容をざっと読んでまず感じたことは、「これなら、いける」でした。

いや、「絶対受からなければならない」の方が近いかも知れません。

その理由は、これまでに時間を費やして知識を補充し、かつ多くの明細書を読んでいた分野だったからです。

ですので、「どうしよう。間に合わないかも」という状態には陥りませんでした。

だからといって、余裕があった訳でもなく。最後には疲れ切っていました。

今回のトライアルは、たまたま夫が休みの日に受けていました。

夫は、掃除、洗濯、料理などの家事をしてくれたほか、「休憩にどうぞ」と茶菓子を出してくれたり、自分のお気に入りの人形をそっと傍においてくれたり(?)とサポートしてくれました。

途中、私が奇声を発したり突然立ち上がってウロウロしたりして、夫を怖がらせたかも知れません。

サポートしてくれている夫の期待を裏切らないためにも、絶対に受からなければならないという気持ちが強くありました。

だからこそ、今回の合格は本当に嬉しいものでした。

結果により気持ちが浮き沈みすることについて

昨日は、数週間前に受けた別のトライアル(特許ではない)で不合格の連絡を受けて落ち込んでいました。

そのトライアルでは、英日での応募であっても英日と日英との両方の課題を受けることを求められました。

日英の課題の出来により不合格であったのか、あるいはそうではないのかは不明ですが、「自分は翻訳でやっていくのは無理なのかも知れない」とまで思い詰めていました。

今回の合格により、その落ち込み状態から一気に脱しました。

今のところ、結果により気持ちが大きく浮き沈みすることをどうにもできません。

いつも講座で言われている通り、「トライアル合格はあくまでスタート地点」なのですが…。

どうしても、「トライアルの結果=今後、自分が翻訳者としてやっていけるか」ととらえてしまいます。

ジョブを受けるようになれば、トライアル不合格でも「まあ自分には合わなかったんだろう」と思えるでしょうか。

今後の予定

これから、合格後の諸々の登録の手続きをします。

トライアル不合格が2社あります。

不合格1社目のトライアル振り返りはすでに終わっており、今なら「これじゃ受からないだろう」と理解できます。

(気は進みませんが)不合格2社目の振り返りも近いうちにします。

まだ複数社応募中なので、引き続き気を抜かず頑張ります。

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