【医薬・医学翻訳】南山堂「医学辞典セット」を買いました
南山堂の「医学辞典セット」を買いました。
『医学英和大辞典』と『医学大辞典』のふたつの辞典がセットになっています。
使い始めて間もないですが、使ってみた感想などご紹介します。医薬・医学翻訳を学んでいる人におすすめです。
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南山堂医学辞典セット
以下のタイプがあります(わたしはWindowsダウンロード版を購入)
- DVD-ROMパッケージ版(Win・Mac対応)
- ダウンロード版(For Windows)
- ダウンロード版(For Mac)
- iPhone版/iPad版
購入するときは要確認です☺
DVD-ROMパッケージ版(Win・Mac対応)
ダウンロード版(For Windows)
南山堂医学大辞典 第20版 for Win [ダウンロード]
ダウンロード版(For Mac)
南山堂医学大辞典 第20版 for Mac [ダウンロード]
iPhone版/iPad版
以下の購入手順を参考にできます。
https://www.logovista.co.jp/LVERP/information/ios_web/product/how/howto.html
南山堂医学辞典セットの内容
冒頭にも書きましたが、『医学英和大辞典』と『医学大辞典』のふたつの辞典がセットになっています。
『医学英和大辞典』
医療従事者から翻訳家まで多くの読者をもつ医学専門辞典。 12版では内容を全面的に刷新、語数も大幅に増え類書最大級の約25万語を収録。 和英用語集(うち約20万語)も収録しています。 訳語には、諸学会の選定用語を配するよう努めているほか、新たに化学構造式(約600点)を付すなど充実した記載。 研究・学習・実務に最適です。
引用元:https://www.logovista.co.jp/LVERP/shop/ItemDetail?contents_code=LVDST17010
定評のある医学専門辞典。この辞典のいいなと思うところは、意味に加えて簡単な説明がついていること。
たとえば、“screening”と検索すると、”screening test”もヒットして、それがどのようなテストであるのか、簡単な解説がでてきます。
『医学大辞典』
『南山堂医学大辞典 第20版』は、日本人の手による初の本格的な医学専門辞典として1954年に発刊され、以来60年以上にわたり医学・医療関係者に広く信頼を得る、わが国で最も定評のある総合医学辞典です。理解の深まる詳しい解説文を特長とし、見出し語 約40,000語を収録しています。
引用元:https://www.logovista.co.jp/LVERP/shop/ItemDetail?contents_code=LVDST17010
医学大辞典は、検索する用語の解説が丁寧。
たとえば「大腸癌」と検索すると、大腸癌にはどのような種類があるのか、遺伝子の変異が癌を発生させるまでの過程、症状、検査、治療などが解説されていて、全体をざっと知るのに便利です。
南山堂医学辞典セットを購入してみて
医学書院Net Dictionaryを申し込んだし、中古で購入した電子辞書には『ステッドマン医学大辞典』が入っているし、もう辞典は要らないかと思いつつ、「どんなのか気になる」という気持ちが勝って購入した「南山堂医学辞典セット」。
とくに、『医学大辞典』のような医学の専門辞書はもっていなかったので、購入してよかったです。使い始めたばかりですが値段の価値はあると感じています。
わたしにとっての唯一の難点は、「Logo Vista」でしか閲覧できないということ。
ダウンロードする辞典は別途、閲覧するためのブラウザが必要で、わたしは「EBWin4」を使用しています。
「EBWin4」には、『ライフサイエンス辞書2019』、『ビジネス技術実用英語大辞典』、『英辞郎Pro』やそのほか無料のWeb辞書を入れているので、「南山堂医学辞典セット」もこっちに入れたかった( ;∀;)
「Logo Vista」でしか閲覧できないとなると、ブラウザをふたつ起ち上げないといけなくなるので…。串刺し検索ができるのが魅力なんだから、ひとつにまとめたい。
それでも「南山堂医学辞典セット」にはとても助けられているので、「EBWin4」と「Logo Vista」を横並びに起ち上げて使っています。
まとめ:医薬・医学翻訳者におすすめ
翻訳には欠かせない辞書ですが、どんな辞書が使いやすいのかは人それぞれだし、使ってみないと正直わかりません。
ただ、「南山堂医学辞典セット」が役に立つことは間違いないので、医薬・医学翻訳を学んでいる人は購入を検討してみてください。
この記事が辞書選択の参考になれば嬉しいです。
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