ドキュメンタリー『ぼくと魔法の言葉たち』を観ました。
2歳で言葉を失ったオーウェン。自閉症と診断された彼は、6歳までまともにコミュニケーションをとれなくなった。
オーウェンの父ロンは、オーウェンが話す言葉が大好きなディズニーアニメのキャラクターのセリフであると気がつく。オーウェンは全作品のセリフを暗記しているのだ。
それから、ディズニーアニメを通してコミュニケーションをとるようになった。
原作は『ディズニー・セラピー 自閉症のわが子が教えてくれたこと』です。
『ぼくと魔法の言葉たち』
原作本『ディズニー・セラピー 自閉症のわが子が教えてくれたこと』
ディズニー作品がたくさん登場
作中では、リトル・マーメイドやライオン・キング、白雪姫など、いろいろな作品が登場します。ディズニー社から異例のアニメーション使用許可を得ているそう。
監督はアカデミー賞®短篇ドキュメンタリー賞を受賞しているロジャー・ロス・ウィリアムズ。
『ぼくと魔法の言葉たち』あらすじ

2歳で言葉を失ったオーウェン。自閉症と診断された彼は、6歳までまともにコミュニケーションをとれなくなった。
オーウェンの父ロンは、オーウェンが話す言葉が大好きなディズニーアニメのキャラクターのセリフであると気がつく。オーウェンは全作品のセリフを暗記しているのだ。
それから、ディズニーアニメを通してコミュニケーションをとるようになった。
23歳でスクール卒業を控えたオーウェンは、自立するためにひとり暮らしをすることになった。
恋人のエミリーも同じアパートの上の階に引っ越してくるし、働き先もさがす。家族や周りの人たちのサポートを得ながら、オーウェンは自立の一歩を踏みだす。
大好きなディズニーアニメといっしょに…
オーウェンが自作した物語
オーウェンはスケッチブックに、たくさんのディズニーのキャラクターたちを描きました。そしてそのすべてが「脇役」のキャラクターでした。
ヒーローではなく、ヒーローをサポートする脇役に自身を重ねたのオーウェン。
そんな彼が、脇役たちが登場する物語を自作しました。アニメーションになったものがこちら。
『ぼくと魔法の言葉たち』を観て
オーウェンの家族が心からオーウェンを愛し、彼が言葉を失ったことに悲しみ、少しずつ言葉を取り戻して自立しようとする彼を気にかけていることがわかります。
とくにお兄さんの言葉が印象的でした。「20年後、老いていく両親とオーウェンの面倒をみられるのは自分しかいない。それを考え始めると眠れなくなるんだ」と。
フランスの講演会で、たくさんの人の前で自閉症についてスピーチをしたオーウェン。
家で大好きなディズニーアニメを観ているときの、子どものような姿からは想像できないような、堂々とした様子でした。
個人的には、オーウェンとおなじ自閉症であるエミリーの恋の行方が気になりました。彼らがいっしょにクッキーを焼いている様子はとても微笑ましいものでした。
この作品を観れば、自閉症の人に対する考え方が変わるかもしれません。
ほどよくアニメーションが組み込まれていて、映画として観やすい作品でした。
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