『ボブという名の猫 幸せのハイタッチ』という映画について記事を書きます。
音楽の夢が破れホームレスとなった薬物依存症の青年ジェームズの人生が、一匹の猫との出会いにより大きく変わっていく。
なんと、猫のボブは本人による出演!
実話に基づいた作品で、原作となった本は世界中で大ベストセラーとなりました。
ボブという名の猫 幸せのハイタッチ
ロンドンでプロのミュージシャンを目指すが夢破れ、家族にも見放されてホームレスとなった青年ジェームズ。人生に目的も目標も持てないまま、薬物依存から抜け出す事もできず、まさにドン底の生活を送っていた彼のもとにある日、足にケガをした一匹の野良猫(ボブと命名)が迷い込んでくる。ジェームズが有り金全てをはたいてボブを助けて以来、ふたりはどこへ行くにも一緒で、次第にその動向が世間の注目を集めるようになる。しかし、彼らの前に次々と試練と困難が立ちはだかり、ジェームズはボブのためにも、それらを1つ1つ乗り越え、やがて大きなチャンスが訪れることになり……。
猫のボブは本人出演!
ボブ本人が、映画に出演しているというのが素晴らしい!
公式ページのボブのプロフィールが面白いです。
乳製品に目がない彼のギャラは、WhiskasのキャットミルクとKRAFTのチーズ。
ちゃんと出演料をもらっていたんですね(笑)
原作本『A Street Cat Named Bob』
イギリスでは、『ハリー・ポッター』、『ハンガー・ゲーム』などの作品とともに、10代のための最高の読み物として紹介されているそう。
日本語版『ボブという名のストリート・キャット』
続編『ボブがくれた世界』
『ボブという名の猫 幸せのハイタッチ』を観て
ミュージシャンになる夢やぶれ、ホームレス、薬物依存症の治療中、まさに人生のどん底といえる状況。
ボブと出会って、「こんなに人生って変わるもの?」というくらい、ジェームズの人生は激変しました。
ボブの目線から映したシーンも多くあります。
ボブを見つめて微笑むジェームズ、断薬でもがき苦しむジェームズ、路上演奏でジェームズとボブをみて笑顔になる聴衆…
野良猫だったボブをジェームズがみつけたときが、2人の人生が変わる瞬間だったのだと分かります。
2人のハイタッチが本当に素敵。
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