【忙しい社会人の方へ】英語を独学する効率的な方法とは?
今回は、「英語の独学」というテーマです。
以下のような方(おもに社会人の方)に向けて記事を書いています。
- 英語力を上げたいけれど、普段の生活で英語にふれる機会がない。
- 平日はフルタイムで働いているので、限られた時間に効率よく英語を学べる方法を知りたい。
- 英語の独学の方法を知りたい。
英語を独学していても、毎日仕事で忙しいと続かない。学習相談できる人がいない…
社会人の独学にはさまざまな障害がありますよね。
けれど、以下の2つができれば、独学でも英語力を上げることができます。
- すきま時間に効率よく学ぶ方法を知る
- 英語に触れられる機会をつくる
経験にもとづいた記事です
この記事を書いているわたしは、会社員として製薬に関わるCRO企業で働いています。
業務では英語の資料をあつかっています。
また、副業として翻訳と翻訳チェッカーの仕事をしています。
いまでこそ日常的に英語に触れることができているのですが、過去のわたしは英語とは全く関係のない分野で働いていました。
英語力を上げたいと思いながらも、忙しさを言い訳に真剣に学習に取り組んでいませんでした。
忙しい社会人が、効率よく英語を学習するためにすぐに実践できる方法と、
英語に触れられる機会とはどのようなものであるかをご紹介します。
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社会人でも限られた時間で効率的に学習する方法
平日はフルタイムで働いていて、なかなかまとまった学習時間をとれない方が多いかと思います。
そんな方におすすめしたいのが、「すきま時間=学習できる時間」を明確にすること。
ここでは、どんな時間が「すきま時間」となり得るのか、またそのすきま時間にどのようなことができるのかをみていきましょう。
1、自分の「すきま時間」を明確にする
- あなたには1日何時間あたえられていますか?
- 24時間です。
- そのうち、すきま時間といえる時間はどのくらいですか?
- ………さぁ。
「すきま時間」は、睡眠や仕事などを除いた時間のこと。
今回だと英語学習にあてられる時間のことです。
まずは自分のすきま時間を視覚化し、明確にする
学習に使える時間が分からないと、効率的に学習するための計画を立てることができません。
具体的には、1日の行動を円グラフにすることがおすすめです。
こんなイメージです。
そのなかで「5分なら時間とれるかも」などすきま時間が分かるように色をつけてみてください。
わたしのすきま時間はこんな感じ
- (朝起きてすぐ)お弁当を準備して朝ごはんを食べているとき(1時間)
- 顔をあらったり着替えたり出かける準備をしているとき(30分)
- 通勤中(30分、往復で1時間)
- 昼休み(1時間)
- 帰宅後、お風呂に入るまえ、あと(30分)
- 夜ごはんを準備して食べているとき(1時間)
- 夜ねるまで(2時間)
「え…?ごはん準備してるときとか食べてるときって、すきま時間じゃないでしょ…」と思われる方もいるでしょう。
でも、耳はあいてますよね?
わたしにとってはリスニング学習のための立派なすきま時間です。
そう考えると意外とすきま時間、ありませんか?
「時間があれば勉強しよう」という考え方では、「きょうは疲れたからいっか…」と何となくスマホを眺めて寝落ちして終わってしまいます。
すきま時間は「つくる」もの
とくに平日フルタイムで働いている人は、「時間があれば」ではなく「時間をつくる」という意識を持つ必要があります。
つくった時間はすきま時間となります。
「すきま時間=学習時間」であることを意識します。
そしてこう決めます。
- なにがなんでも勉強する
- 余計なことは一切しない
- スマホも触らない。電源オフにする
2、朝起きた瞬間から、英語漬け
おはようございます!と朝起きたら、まず英語を聞きましょう!
わたしは朝ごはんを食べるとき、YouTubeで英語関連の動画を見ています。
海外のニュースを見ることもあります。
ユーチューバーのチャンネルを見ることもあります。
バイリンガールちかさんのチャンネルは朝から元気をもらえるのでオススメ。
そして、自宅を出て会社に向かいます。
朝から英語でニュースを見るって、海外にいるような気分になりますよ(笑)
3、通勤中にも英語を聞きながら声に出す
通勤中にも単語帳のCDを聞いたり洋楽を聴いたり。
会社に到着するまで英語を耳に入れっぱなし状態にします。
ただ聞きながすのではなく「声に出して言ってみる」ことをおススメします。より記憶に定着しやすくなるからです。
歩くというリズム運動と一緒に何かを覚えると、より脳に記憶されやすくなるそうです。歩く時間が長い人はぜひリスニング学習を取り入れてみてください。
4、始業前に英語で一つ投稿する
わたしは、Hello Talkという無料アプリをつかって英語ライティング練習をしています。
会社に到着してから始業までに、日記のような感覚でひとつの短い文章を投稿しています。
長い文章を書くわけではないので10分ほどでできますし、続けることが大切と思って実践しています。
以下のようにテーマを決めて、毎日ひとつ投稿するように心がけるといいでしょう。
- 新しく学んだ単語や表現をつかって投稿する
- その日やりたいことを投稿する
すると、「投稿するために新しいことをひとつ覚えよう」などやる気にもなります。
わたしは1年半以上つづけています
以前は「うーん」と考えながら短い文章をやっとこさ投稿するという感じでしたが、最近はさらっと書けるようになりました。
また、文章に間違いがあるときに他の人から添削してもらえるのですが、最近の投稿には「英語完璧」「直すところがない」というコメントをもらえるようになりました。
続けていれば必ず上達するので、ぜひこういったアプリなどを利用して毎日何か投稿することをおすすめします。
HelloTalkについては記事を書いているので、興味のある方はご覧ください。
»【英語アプリ】ライティング学習初心者にはHelloTalkがおすすめ
5、昼休みにも何かしよう
TOEICを受けるときには昼休みにも勉強します。問題集をもっていって、時間をはかって解いていました。
昼休みなど限られた時間の方がむしろ集中できることがあります。
ごはんを食べたら眠くなるのは分かりますが「お昼休みは毎日おひるね時間」とするのはちょっともったいないですね。
1時間のお昼休みも、フルタイムで働く社会人にとっては貴重な学習時間なので、ぜひ有効活用してください。
6、まとまった時間には教材をつかった勉強をしよう
ある程度まとまった時間をとれるのなら、教材をつかってがっつりと学習しましょう。
教材はあれこれ手を出さず、「これと決めたものだけ」を徹底的に取り組むことをおすすめします。
勉強机に座って学習できる時間はなかなか取れるものではありませんので、有効につかってください。
英語に触れられる機会とは
ふだん英語に触れる機会のない方は多いでしょう。けれど触れなければ英語が上達することはありません。
では、英語に触れる機会をつくるにはどうすればいいのかをみていきましょう。
1、英語を話す人、英語を学ぶ人と交流する
できれば週に1回、忙しければ1ヶ月に1回でもいいので、英語を話す人、英語を学ぶ人と交流してみてください。
わたしのおすすめは、Meetupに参加することです。
さまざまなイベントがあります。たとえば以下はわたしが参加したイベントです。
- ワンコインでカフェでお茶をしながら英語で会話する
- アイリッシュパブで飲んで騒いでみんな友達になる
- 京都でお花見パーティーで国際交流
わたし自身の経験だと、たった1回でも参加すると世界が変わります。なぜなら、毎日接するのが会社の決まったメンバーだけ…のところに、海外の人や英語が大好きな日本人と一度にたくさん出会えるからです。
独学の一番の障害は、「相談する人」を見つけにくいこと。英語ネイティブスピーカーや、英語を学ぶ人と交流することによって学習の相談に乗ってもらえたり、悩みを共有したりできます。
これだけで、学習に対するモチベーションがぐんとあがるのを感じるはずです。
Meetupについて記事を書いているので、興味のある方はご覧ください。
»英語の独学におすすめ【Meetup】に参加した感想:1回目
Meetup以外にも英語関連のサークルはたくさんあるので、ぜひ利用してみてください。
2、オンライン学習サービスを利用して学ぶ
英語に触れる機会を毎日の課題として固定化してしまうのもひとつです。
具体的には、オンライン学習サービスを利用することがおすすめ。
わたしが長く利用していたのはDMM英会話とHiNative Trekという学習サービスです。
DMM英会話
毎日25分のレッスンなので無理せず続けられました。英会話力も確実に上がりましたし、英語ネイティブスピーカーと話すときにオドオドしなくなりました(笑)
参考記事はこちら。
»【体験談】DMM英会話で1年間学んだ感想、メリットとデメリット
HiNative Trek
1日1題英作文の課題が届くので、会社の休み時間に取り組んでいました。本格的に英語ライティング力を上げたいならぜひおすすめしたいです。
参考記事はこちら。
»※体験談【HiNative Trek】で約1年間学習した感想・効果
上記の2つを利用することで、毎日のレッスンや課題に取り組んで英語に対する「学習熱」を持ちつづけることができました。
「すきま時間があっても具体的にどのように学習すればいいのか分からない」という方には特におすすめしたいです。
まとめ
効率的に学習する方法のまとめ
- 自分の「すきま時間」を明確にする
- 朝起きた瞬間から、英語漬け
- 通勤中にも英語を聞きながら声に出す
- 始業前に英語で一つ投稿する
- 昼休みにも何かしよう
- まとまった時間には教材をつかった勉強をしよう
英語に触れられる機会のまとめ
- 英語を話す人、英語を学ぶ人と交流する
- オンライン学習サービスを利用して学ぶ
忙しいからこそ、限られた時間(すきま時間)を有効につかって英語の独学を続けていきたいものです。
「英語学習の先に何を目標とするのか」によって学習方法は変わるので、ご紹介した方法以外にもどんどんチャレンジしていってください。
また、積極的に英語に触れる機会をつくることもたいせつに!