【翻訳チェッカー】になるメリットとデメリット
この記事では、翻訳チェッカーになるメリットとデメリットをご紹介します。
「翻訳チェッカーとは?」「どうやってなるの?」といった内容は以下をどうぞ。
»【翻訳者になる方法】まずは「翻訳チェッカー」になるのがおすすめ
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翻訳チェッカーとして働くメリット
メリットは以下のとおり。
- 翻訳のフローを学べる
- 翻訳の勉強ができる
- 翻訳者がミスしやすいところがわかる
- 翻訳チェッカーとしての経験が有利になる
ひとつずつくわしくご紹介します。
翻訳のフローを学べる
翻訳チェッカーになる一番のメリットは、「翻訳の仕事を知ることができる」こと。
「翻訳=翻訳者だけの仕事」ではありません。
コーディネーター、校正者、チェッカーなどさまざまな人が関わっていることが分かります。
チェッカーをしていると、翻訳のフロー(流れ)を知ることができます。
翻訳の勉強ができる
翻訳チェッカーが作業するのは、翻訳者が翻訳した文書です。
原文と翻訳文を照らし合わせているうちに、翻訳を学べます。
「へぇ、こんな表現をつかうんだ」など、吸収できることが多いです。
翻訳者がミスしやすいところがわかる
翻訳文をチェックしていると、翻訳者がミスしやすいポイントがわかります。
自分が翻訳をする時には気をつけようと考えながらチェックしています。
これも翻訳の勉強のひとつといえますね。
翻訳チェッカーとしての経験が有利になる
チェッカーの経験は、のちに翻訳者になったときに必ず役立ちます。
翻訳者の募集要項に「チェッカーとしての経験も可」という求人もあります。
未経験で翻訳者に応募するより、ずっとハードルが低くなります。
翻訳チェッカーとして働くデメリット
デメリットは以下のとおり。
- 「時間単価」が低くなるときも
- 英語とは関係のないチェックもある
「時間単価」が低くなるときも
翻訳チェッカーの仕事は時給ではなく「枚数単価」です。
一つの案件に1時間かけても2時間かけても受け取る料金は変わりません。
つまり、作業時間がかかるほど「時給」は低くなります。
正確であることは当然のこと。
けれども同時に、「スピード感を持って作業する」ことが大切です。
納期もありますから、どれだけ時間をかけていいものでもないですしね。
英語とは関係のないチェックもある
チェック内容は英語だけ、なんてことはありません。
数字ばかりの図表をみることもあります。
翻訳者をめざす人なら細かいチェックはある程度なら大丈夫でしょう。
でもひたすら図と表をチェックをするのはシンドイです。
また、PDFデータをWordにリタイプした文書のチェックもあります。
日本語の時もあれば、中国語の時も。まったく英語は書かれていません。
いつでも英語だけの文書をチェックする案件だけとは限らないのです。
まとめ
以上、翻訳チェッカーのメリットとデメリットをご紹介しました。
翻訳者になることにハードルを感じる人は、翻訳チェッカーからスタートするという選択も考えてみてください。
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