【間違い?】「トライ・アンド・エラー」は和製英語
今回は、わたしたち日本人がよく使う「トライ・アンド・エラー」について書きます。
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「トライ・アンド・エラー」って?
こんな風に使いますよね。
- A子:今日も逆上がり上手くできなかった。いつになったらできるんだろ…
- B太郎:トライ・アンド・エラーだ。頑張れ!
スミマセン、もっといい例があるかもしれませんが
なぜか「逆上がり」しか思いつきませんでした…
とにかく「試行錯誤する」という意味で、よく使われていますね。
和製英語です
そう。
”Try and error”「トライ・アンド・エラー」は、和製英語です。
正しくは”Trial and error”「トライアル・アンド・エラー」なんです。
文法がおかしい
そもそも、”Try and error”では、”and”がつなぐ2つの品詞がそろっていません。
- Try「試す」…動詞
- Error「間違い」…名詞
”Trial and error”の”Trial”は「試し」という名詞なので、”Error”とそろいます。
正しいことがわかりますね。
ネイティブスピーカーの反応
わたしは「トライ・アンド・エラー」という言葉を使うことはめったにありません。
でも「トライアル・アンド・エラー」ではなく「トライ・アンド・エラー」だと思っていました。
いつも使っている英語アプリに、今回の気づきを投稿してみました。
以下のようなコメントがありました。
“Try” and “Trial” are similar words in meaning too, so that mistake is not too bad!
「悪くない間違いだよ!」と言ってくれています。
でも、やはり「トライ・アンド・エラー」が間違いであることがわかりますね(笑)
まとめ:日本人には”Try and error”?
日本人にとって「正しい」のは、「トライアル・アンド・エラー」ではなく、「トライ・アンド・エラー」ですよね。
そちらで認識されているのだから、「トライアル・アンド・エラー」なんていうと
逆に怪訝な顔をされるかも。
日本人同士のカジュアルな会話では「トライ・アンド・エラー」でいいのでは?と思ったりします。
ただし英語のネイティブスピーカーには通じないか、訂正されるかもしれませんが…
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