【TOEICで900点以上とれる単語の暗記方法】とは
TOEICの単語の暗記、どんな方法でしてますか?
単語暗記は、英語の基礎です。
当然、TOEICにおいても多くの単語を知っていることが大切。
知っている単語が多いほど、解ける問題が増えます。
TOEIC935点のわたしが、現在のスコアを獲得するまでに試してみて効果があった暗記方法と、おすすめしない暗記方法をご紹介します。
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TOEICの単語暗記に使う教材について
TOEICの単語暗記に必要な教材は、以下の2つです。
- TOEIC公式問題集
- 単語帳(1冊)
それぞれご紹介します。
TOEIC公式問題集
「TOEIC公式問題集は単語帳ではないやん」と思う人もいるでしょう。
でも、実は一番の単語暗記用の教材なんです。
なぜなら、公式問題集は「TOEICの攻略本」だから。
TOEIC公式問題集をつかった単語の暗記方法は、のちほどご紹介します。
単語帳
単語帳は1つで十分です。
むしろ、いろいろなものに手を出すと消化できません。
ここでは2つご紹介しますので、良いと思うものを選んでください。
キクタン
わたしが使っていた単語帳です。
いまのTOEICスコアが700点~800点台なら、「SCORE 990」がおススメ。
ほかには、「SCORE 800」、「SCORE 600」などもあります。
キクタンの魅力は「とにかく見やすい」、「独特のリズムで記憶に残る」ということです。
金のフレーズ 改訂版
TOEIC満点講師であり、TOEICのことを知り尽くしているTEX加藤氏の単語帳。
多くの人がこの単語帳をつかっています。
わたしは目指すスコアでシリーズが分かれているのでキクタンを選びました。
でも、キクタンを使っていなければ金のフレーズを選ぶでしょう。
CDは付属していませんが、音声をダウンロードすることができます。
音声がないとお話になりませんので、この教材を選ぶ場合は必ずダウンロードするようにしてください。
TOEIC公式問題集を使った単語暗記の方法(3つの手順)
それではこの記事の本題、TOEICの単語暗記の方法について書いていきます。
まずは公式問題集をつかった単語暗記から。
以下の手順です。
- 解答集をみて、知らない単語をチェック
- 解答集をみながらCDを聞く
- 訳をみなくても意味がわかる状態にする
①解答集をみて、知らない単語をチェック
問題集ではありません。解答集です。
解答集に書かれているすべての問題文、解答文をみてください。
「知らない」、「あいまいに暗記している」単語をマーカーかチェックします。
書き出す必要はありません。
これは「どの単語を知らないのか」を知る作業です。
②解答集をみながらCDを聞く
解答集をみながら、付属のCDを聞いてください。
「試験でこの単語がでてきたら絶対に聞き逃さないぞ」という状態になるまで聞いて下さい。
③訳をみなくても意味がわかる状態にする
何度も聞くことで、知らない単語が「自分の知っている単語」になりました。
こんどは、なにも見ずに聞いてみてください。
ここで「あれ、覚えたと思ったけど何だっけ」という単語がでてくれば、前のステップに戻ればいいのです。
単語帳を使った単語暗記の方法(3つの手順)
続いて単語帳を使った単語暗記の方法です。
以下の手順です。
- 知らない単語をチェック
- 単語帳をみながら聞く&単語帳を見ずに聞く
- 単語帳を見なくても意味をぱっと言えるように
単語帳をつかうときに大切なことは「全体をさらっと、なんども学習する」ということです。
①知らない単語をチェック
「知らない」、「あいまいに暗記している」単語にチェックしていきましょう。
この作業に時間をかけないことが大切。
あくまで「どの単語を知らないのかを知る作業」です。
②単語帳をみながら聞く&単語帳を見ずに聞く
単語帳をみながらCDを聞いてください。
慣れたら、なにも見ずに聞いてください。
この時に、口に出してくり返すと効果的です。
③単語帳を見なくても意味がぱっと分かるように
CDで単語を聞くとその意味がぱっと浮かぶようなイメージです。
あるいは日本語の部分を手で隠して、ぱっと意味を言えるか試してみてください。
効率的ではないTOEICの単語暗記の方法
わたしが思う、効果的ではない単語暗記の方法です。
- 数ページずつ、ゆっくり暗記
- 書いて覚える
- 暗記カード(フラッシュカード)をつくる
- ローマ字読みで覚える
- 教材を「きれいに」つかう
ひとつずつみていきましょう。
数ページずつ、ゆっくり暗記
「1日3ページずつ覚えよう」
これでは永遠に覚えられません。
「全体をさらっと、それを何度もくり返す」ことが大切。
反復学習の方が記憶にのこりやすいことは研究でも証明されています。
わたしは1ページに1分もかけていません。
書いて覚える
ひたすら書いて暗記をしている人もいるでしょう。
わたしは高校生のころ、100回書いて暗記しようとしていました。
けれど、「ひたすら紙に書く」暗記方法は、ただ手が疲れるだけ。
たとえば「enthusiastically(熱心に)」という単語、1回書くのでも時間がかかるのに、100回書くと考えただけで心折れそうです。
100回書いても忘れます
100回書いても、おそらく次の日には忘れます。
つぎの日にも100回書けますか?
そもそもTOEICはスペルまでしっかり覚える必要はありません。
スペルミスを指摘する問題が出題されるなら話は別ですが、TOEICでそんな問題に出会ったことがありません。
暗記カード(フラッシュカード)をつくる
これは賛否両論があるかもしれません。
でもわたしにとって効率的な方法ではありませんでした。
やっていることは「紙に書いて覚える」と同じ。
手間と時間がかかるし、より覚えやすいとも感じませんでした。
ローマ字読みで暗記
たとえば“favorite”を「ファヴォリテ」と覚えるのはやめましょう、というお話です(高校生のわたしの暗記方法)。
なぜこれで覚えやすいと考えたのかは謎です。
でも同じ人がいるかもしれないのでご紹介しました。
発音記号は難しいですけれど、基本的なものだけ知っておけば大体の発音が分かるようになります。
単語帳にはCDがあるのですから聞いて覚えることもできます。
教材を「きれいに」つかう
大学生の頃、塾講師のアルバイトをしていました。
そのとき衝撃をうけたのは「教材を汚したくない!」という生徒がいたこと。
つまり「書き込む」、「マーカーする」、「ページを折る」ということをしたくないというわけです。
教材は使い倒そう
教材は「使って、汚してなんぼ」ではないでしょうか?
わたしが教材を使うときは、本の背に折れ線だらけ、ページもボロボロになるまで使いました。
もちろん意図的に「汚す」必要はありませんが、それだけ学習に対する熱意を持ちたいものです。
まとめ
単語を暗記するためにはコツコツとした努力は必要ですが、「どうやったら効率的に暗記できるか?」を知ることは大切です。
知っている単語がふえるほど、TOEICでの正答率はかならず上がります。
以下の記事も参考にしてみてください。
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