【高校生向け】受験英語はどこで学ぶ?塾、通信、独学

学習方法

これから大学受験を迎える高校生の皆さんに向けて記事を書いています。
学校以外での受験英語の勉強法に悩んでいる人に読んでもらえると嬉しいです。

みなさんのなかには、こんな悩みを抱えている人が多いかと思います。

塾に通うか、通信教育で学ぶか、完全に独学するか

多くの人は、受験生になったら(あるいはもっとはやいうちから)塾に通い始めることを考えます。

けれど、人によって合う勉強方法はことなります。塾ではなく通信教育が向いている人、独学が向いている人もいます。

この記事を書いているわたしは、現在は会社員として医薬品に関わる仕事をしていて、英語の資料を使って仕事をしています。また、副業として翻訳の仕事もしています。

通信教育と短期間の予備校で大学受験に合格し、大学生のころには塾の講師アルバイトで英語を教えていたわたしが、「塾」「通信教育」「独学」それぞれのメリットとデメリットをお伝えします。

そのあと、まとめとして「結局どれがいいのか?」をご紹介しますね。
記事を読んだうえで、自分にはどの勉強方法が合うのかを検討してみてください。

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塾で学ぶ

塾で学ぶ

大学受験に向けて、塾や予備校で英語を学ぶ人は多いですよね。

わたしは高校3年生の秋ごろ数か月間だけ、代々木ゼミナールという予備校で学びました。また、大学生のころ、京進スクール・ワンという個別指導塾の講師アルバイトをしていました。

ちなみに塾と予備校は厳密には違いがあります。
予備校の方がより志望校の受験対策に特化した指導を受けられるようです。

すこし予備校よりのご紹介になるかかもしれませんが、ここでは「塾」としてまとめてご紹介しますね。

わたしが感じる塾に通うメリットとデメリットをお伝えします。

メリット

  • 短期間で効率的に受験英語の対策ができる
  • 分からないことをすぐに質問できる
  • 模擬テストなど受験対策が充実している
  • 進路相談にのってもらえる
  • まわりに勉強仲間がいるため、やる気になる

塾に通ういちばんのメリットは、やはり効率的に受験対策ができるということですね。

予備校の場合

わたしが通っていた代々木ゼミナールという予備校は、私大・国公立別、さらに大学別にカリキュラムが組まれていたので、希望する大学に特化した受験対策ができました。

模擬テストを受け、その結果に沿って足りない部分についてのアドバイスを受けることもできました。

また授業の最中に、講師がこれでもかというほど入学試験情報を教えてくれました。
ボイスレコードで録音して後で聞きかえさなければ、吸収しきれないほどです。

塾(予備校)によって違うかと思いますが、代々木ゼミナールの講師は全員とにかく個性が強くて情熱的で、担当科目に関してマニアックすぎる知識をもっていました。

はじめて授業を受けたときは熱に圧倒されましたが(笑)、わたしを含めまわりも真剣に授業に取り組んでいた記憶があります。

個別指導塾の場合

また、講師として働いていた個別指導塾では「(生徒)2:(講師)1」の指導スタイルで授業をすすめていました。

生徒が2人といってもそれぞれ別のことをしています。

一人が課題を解いている間にもう一人に指導する、といった感じで生徒にとってはマン・ツー・マンで指導を受けられることになります。

まずは情報収集と体験

塾あるいは予備校にするのか、塾の中でもどのような指導スタイルの塾にするのかを決めるために、説明会に参加したり体験授業を受けたりして自分に合うところを見つけるのがよいでしょう。

参考ページをのせておきます。
»大学受験予備校の代々木ゼミナール
»個別指導 京進スクール・ワン

デメリット

  • 費用がかかる
  • 移動時間や待ち時間がかかる
  • 分からないことをすぐに解決できるため、自分で考える習慣が身につかない
  • 受け身の授業であることは学校の授業と同じ
  • 講師との「相性」が合わないこともある

費用と同時に時間もかかる

移動時間もそうですが、授業開始時間によっては中途半端に空き時間ができることがあります。わたしは予備校に通っていたころ、90分の授業のために移動と待ち時間で2時間以上の時間を費やしていました。

考えなくなる

また、塾では「分からなければ聞けばいい」という姿勢になってしまいがちなのですが、そうなると「まずは自分で考えてみる」ということをしなくなります。

難しい問題にあたったときに、「え、これ分からない」とすぐにあきらめてしまうでしょう。そして答えを聞いて「へえ」とその場だけ納得して終わります。

授業以外での復習は欠かせないのですが、多くの人は「塾に通う」だけで満足してしまっています。これでは受け身学習ですね。

講師との「相性」の問題

「なんかこの講師の説明がわかりにくい」「厳しすぎてイヤだな」など、講師が自分に合わないことがあります。

相談して対応してもらえることもあれば、どうにもならない場合もあるでしょう。生徒として受動的に授業を受ける以上、仕方のないことかもしれません。

逆のパターンとして、「講師と友だちのようになってしまう人」もいます。

個別指導塾で働いていた時によく見かけたのですが、生徒と講師の年齢が近いということもあり(講師のほとんどが大学生アルバイト)、友だちのような感覚で講師と接している生徒が多くいました。

「先生と仲良くなるんだからいいことでしょ?」と思われるかもしれません。
けれど勉強の効率はあきらかに悪くなります。

講師側の問題もあるのですが、授業時間中ほとんど雑談しておわっているというケースをよく見かけました。話の内容をこっそり聞いていると(笑)、はじめは雑談というより進路相談から始まるのですが、だんだん話がそれてしまうようでした。

個別といっても「(生徒)2:(講師)1」なので、仮にあなたが「自分は講師とおしゃべりはしない。集中する。」と思っていても、同じテーブルに座って指導を受けている生徒と講師がおしゃべりしていたら、集中できるでしょうか?

学ぶ環境が思い通りにいかない可能性があるというのは、塾のデメリットと言えるかもしれません。

通信教育で学ぶ

通信教育で学ぶ

わたしは高校3年生から大学受験まで「進研ゼミ高校講座」という通信教育で学びました。

ほとんどの通信教育は、毎月決まった日に自宅に届く教材で学ぶスタイルでしょう。進研ゼミの場合は「国公立大編」「難関市立大編」など志望大学に合わせた教材を選ぶことができました。

それでは、通信教育のメリットとデメリットをみていきましょう。

今回は進研ゼミで学んで感じたことを紹介しています。ほかの通信教育すべてに当てはまるわけではありませんのでご了承ください。

メリット

  • 独学よりは本格的に、塾よりは気軽に学べる
  • 自分のペースで勉強できる
  • 分からないところはFAXや郵送で質問できる
  • FAXで進路相談ができる

通信教育は、うまく使えればいちばんおすすめしたい受験勉強法です。

なぜなら、塾ほど受け身にならず、完全な独学よりは学習サポートを受けながら受験対策ができるからです。

塾と独学のいいところをかけあわせたのが通信教育

分からないことがあればFAXで相談できますし、毎月の教材にはテストがついていて、提出すると先生から丁寧な解説が書かれて返ってくるため、模擬試験を受けているような感覚で勉強することができます。

「受験大学を迷っている」という旨の相談をFAXしたところ、進路アドバイザーからとても細やかなアドバイスが書かれたFAXが返ってきました。自宅でひとり学ぶ不安が解消された気持ちになったのを覚えています。

ちなみに、「進研ゼミ 高校講座」では教材とスマホを連動した学習ができるようです(わたしのときはなかった気がします…)

デメリット

  • 計画的に学習をすすめなければ手つかずの教材がたまっていくことになる
  • すぐ近くに受験勉強仲間がいない

毎月の決まった日に届く教材は放っておくと当然、たまっていきます。

部活動などで忙しい場合は、どのようにすれば教材を計画的に進められるのか、月の初めに計画を立てた方がいいでしょう。英語以外の科目とのかね合いも考える必要があります。

また、基本的には自宅でひとり勉強することが多いので、塾のように受験仲間が近くにいないとやる気がでないタイプの人には向きません。

完全に独学で学ぶ

完全に独学で学ぶ

わたしの場合、通信教育を受け始めたのが高校3年生から、塾は3年生の秋ごろの数ヶ月であったため、中学生のころは学校での授業を除いて独学で高校受験に臨みましたし、高校に入っても独学に近い形で勉強をつづけていました。

独学のメリットとデメリットをみていきましょう。

メリット

  • 費用がかからない
  • 自分のペースで学べる
  • 学校の授業に集中できる
  • 自分で何とかしようと必死になるので、いろいろ行動する

独学は不安が多いかと思いますが、学校の授業だけに集中できますし、足りないと感じるところは市販の受験用教材を使って学ぶ、という選択肢もあります。過去問をはじめ、市販でもいい教材がたくさんあります。

また、自分で何とかしようと必死になったからこそ体験できたことがありました。

オープンキャンパスにいったときに興味をもった講義をしている大学の教授に直接メールをして、具体的にどんなことを学べるのか質問したことがあります。

するとほんとうに丁寧な、長文の返信がとどいて感動した記憶があります。

塾で気軽に情報を得られていたら、とらなかった行動かもしれません。貴重な体験だったと感じています。

デメリット

  • 受験などの情報は自力で手に入れなければならない
  • わからないことをすぐに質問できない
  • 自己管理が必要

それぞれの大学の情報や入学試験の特徴について、特に予備校であれば講師がよく知っていて教えてくれるのですが、独学の場合は自力で情報を手に入れなければなりません。

大学の情報を得るための方法として、高校の進路指導の先生に相談する、大学のオープンキャンパスで相談する、あるいは大学に直接コンタクトをとるという方法もあります。

さらに、受験勉強をしていると当然、分からないことがでてきますが、独学だとすぐに相談できる人がいません。

学校の先生に聞いてみるという手はありますが、学校の授業に関すること以外はちょっと聞きづらいという気持ちになる人もいるでしょう。

また独学の場合、あなたの勉強のスケジュールを考えてくれる人はだれもいません。受験日から逆算して、やるべきことを明確にしましょう。勉強時間などもしっかりと自己管理する必要があります。

まとめ ー結局どれがいいのか

まとめ 結局どれがいいのか

ここはあくまでわたし個人の意見として読んでください。

ここまで読んでも、自分にはどれがいいのかいまいち分からないという人には、以下の方法で受験英語を学ぶことをおすすめします。

3年生から通信教育で学び、受験前の短期間だけ塾に通う。

なかには高校1年生から塾に通う人もいるのですが、正直あまり意味はないと思っています。2年生までは学校の授業の内容をしっかりと身につけていれば十分です。

3年生になったら受験に特化したことを学ぶために通信教育を始めるのがいいでしょう。さらに短期間だけ塾に通うことで、足りない部分をカバーできます。

自分で学習したという素地があるので、塾では弱点だけに集中できます。講師の説明もより吸収できるはずです。

はやいうちから塾で学ぶと、学校と同じように受け身で勉強することに慣れてしまう可能性があるため、上記がわたしとしてはおすすめしたい方法です。

「学校の授業だけでは物足りない気がする」という理由で塾に通いはじめ、けっきょく学校の授業と同じように惰性で授業を受けている受験生を、塾の講師をしていたときに多く見ました。

彼らはなんとなく授業を受け、出された宿題を適当にこなし、ちょっとわからないことがあればすぐに講師に聞いて解決しようとします。講師として見ていて、主体的に学習しようとする姿勢を感じられませんでした。

「通信教育だけでやっていくのは難しいか」「独学ならどのように学習プランをたてるか」ということを考えてみてください。それでも塾が必要だと感じる人は塾をつかいましょう。

塾に通うのは費用がかかります。ほとんどの方はご両親にその費用を出してもらって通うでしょう。「みんな通っているから」というふわっとした理由で塾に通うのはもったいないと思いませんか?

塾・通信教育・独学それぞれメリットとデメリットがありますが、まずは自分にとってどの勉強スタイルがあっているのかを知るところから始めてみましょう。

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