英検1級ライティング(エッセイ)対策におすすめの教材
こんにちは。
今回は、英検1級のライティング対策におすすめの教材を紹介します。
以下のような人に読んでもらいたいです。
- 英検1級に挑戦しようと考えている
- 英語のライティング力を伸ばしたい
わたしは英検1級一次試験を初受験で合格し、ライティングは30/32点、つまり94%得点しました。
一次試験でいちばん心配だったライティングでしたが、結果としては、大いにしくじったリスニングをカバーしてくれました。
わたしが使った教材と、その特長などを紹介します。
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おすすめは『英検1級 最短合格!英作文問題完全制覇』
ずばりこちらです。
The Japan Times(ジャパンタイムズ)が出版している、英作文問題集です。
英語ライティングが不安な人の救世主
わたしは自分のライティング力に不安がありましたし、英検1級を受けると決めてから本番まで、2か月弱しか準備期間がありませんでした。
この問題集がなければ今回の得点はなかった、とはっきり言えます。
ライティングが苦手な人であっても、「もう絶対、無理」から「なんとかなるんじゃないか」という気持ちにさせてくれる教材だと感じます。
『英検1級 最短合格!英作文問題完全制覇』の特長
特長を3つご紹介しますね。
①30のトピック、60のモデルエッセイ
トピックが30あり、それぞれに賛成、反対する立場からのモデルエッセイが60掲載されています。
たとえば、「日本において女性の権利は重要視されているか?」というトピックがあるとします。
そのトピックに対して、以下のように2つのモデルエッセイがあります。
- 政府はこんなことに取り組んでいるんだから、重要視されている
- いいや、軽視されている。まだ問題が残っているじゃないか
つまりトピックひとつに対して、賛成、反対の立場から書かれているのです。
②212の「コンテンツブロック」
12の分野別に、モデルエッセイを構成する「ブロック」がまとめられています。
これらすべてを暗記する必要はありませんが、便利なフレーズだけでも覚えておけば、本番で使うことができます。
③無料音声データつき
ありがたいことに、無料でダウンロードできる音声データ(MP3)つきなのです。
「エッセイなんだから書いて練習するんじゃ…?」
もちろん、書いて練習しますよ。でも、「書く+聞く」の組み合わせで、さらに効果が上がるのです。通勤中など、書けないときでも耳が空いています。そんな時は、ひたすら聞きます。
『英検1級 最短合格!英作文問題完全制覇』の魅力
この問題集について良いと感じたことを5つご紹介します。
①エッセイの書き方がわかる
「おい…エッセイって、どうやって書くんだヨ…( ゚Д゚)」
わたしも、そこからスタートでした。
このテキストは(英検における)エッセイの書き方が丁寧に説明されていて、本当に助かりました。
「段落ごとの語数は?」「時間配分は?」「書き出しはどうする?」…そしていちばんの悩み、「限られた時間内に、どうやって書く内容を考えだすか?」についても。
これらのポイントを知らなければ、なにも考えずに書きはじめて、途中で手が止まってしまっていたかもしれません。
②「ちょっとしたテクニック」がわかる
ちょっとしたことですが、説得力がある書き方のコツを知っていると、読み手に好印象を与える文章を書けるものです。
わたしは紹介されているパラフレージング・テクニックを、本番でしっかり活かせました。
③背景的な解説が豊富
エッセイの題材って、難しいものが多いですよね。
「社会問題」、「テクノロジー」、「教育問題」…
分野ごとの背景をまったく知らないのは厳しいです。
このテキストでは、社会の課題の背景と、それをどのようにエッセイにとりこむかの解説があり、とても助けになります。
④「これなら書けそう」レベルである
英検の模範エッセイを、みたことはありますか?
「こんなん、書けるか!」とツッコミたくなるものが多いと感じます。
『英検1級 最短合格!英作文問題完全制覇』に掲載されているモデルエッセイは、ちがいます。
「あ、なんか自分でも書けそう」と思える単語や表現が使われています。難しい単語をひねくり回さなくても、ちゃんとした文章が書けると気がつきます。
⑤キーワードがわかりやすい
分野ごとに、使えるキーワードが紹介されています。このまま本番で使えるので、便利です。
たとえば、以下のようなキーワードです。
- 少子高齢化…高齢化社会(aging society)、低出生率(low birthrate)
- プライバシー…基本的人権(basic human rights)
- 女性の権利…男女の平等(gender equality)、役割分担(division of roles)
- 労働…サービス残業(unpaid overtime)、有給休暇(paid leave)
これらは、ほんの一部です。頻出の分野ごとにこうしたキーワードを知っておけば、本番でつまることがなくなりそうです。
ライティング添削サービスもあります
自分一人で学習することに不安がある場合は、自分が練習で書いたエッセイをプロにチェックしてもらいましょう。
以下の添削サービスは1回166円からチェックしてもらえるので、試験直前に利用してみるのもいいでしょう。
»NHK「おはよう日本」で紹介された話題のオンライン英語添削[アイディー]
まとめ:ライティング対策には必須の問題集
「英検1級のライティングどうしよ…」という人は、とりあえずこの問題集をつかってみてください。
ライティングのコツがわかれば、掲載されていないトピックが出題されても対応できる応用力が身につくはずです。
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