【レビュー】本田健『一瞬で人生を変えるお金の秘密 happy money』
みなさんは作家の本田健さんをご存じでしょうか?
『ユダヤ人大富豪の教え』や『20代にしておきたい17のこと』など、有名な著作を生み出しているベストセラー作家です。
この記事では、2019年8月出版の本田さんの著書『一瞬で人生を変えるお金の秘密 happy money』を読んだ感想をご紹介します。
Ken Honda作、本田健訳
じつはこの本、本田健さんが、「Ken Honda」として英語で書きおろしたものが米国で発売され、本人が日本語に翻訳しているのです。
日本やアメリカだけではなく、ヨーロッパやアジア25カ国以上で発売されています。
「お金」と「幸せ」をテーマに多くの本を生み出している本田健さんのコンセプトが凝縮されています。
ではみていきましょう。
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『一瞬で人生を変えるお金の秘密 happy money』はどんな内容の本か
「Happy Money」と「Unhappy Money」
お金には2つの種類―「Happy Money」と「Unhappy Money」—があります。
喜んで受け取ったお金や、サービスなどに満足して支払うお金は「Happy Money」です。
反対に、いやいや支払うお金や、だれかから無理やり受け取ったお金は「Unhappy Money」です。
お金にはエネルギーがある
あなたがどちらのお金の流れに入るかは、あなたがお金を与えたり受け取ったりしたときに、そのお金がどんなエネルギーを持っているかで決まるのです。
お金それ自体はニュートラル(中立的)なエネルギーしかもっていません。
わたしたちがお金に対して一方的に感情を持つと「Happy Money」か「Unhappy Money」のエネルギーになります。
わたしたちの人生は、自分で考える以上にお金の影響を受けています。
自分が、お金に対してどのような感情を持っているのかをはっきりさせる。
すると、これからの人生におけるお金とのかかわり方が変わってきます。
いまの自分のお金に対する関わり方がわかる
「お金のIQ」、「お金のEQ」の2つが紹介されています。
お金のIQは「お金に関する知能」。お金のEQは「お金に対する感情面においての知性」です。それらを高める方法も書かれています。
お金に対してどのような感情を持っているかは、子どもの頃に両親から影響を受けている可能性もあります。
自分のお金のIQとEQを知ることは、自分の人生を振りかえるワークにもなります。
どうすれば「Happy Money」の流れをつくれるのか
この本には、Happy Moneyの流れをつくるために大切なことがまとめられています。
たとえば、取り入れやすい方法のひとつとして、「寄付をすること」というのが挙げられています。
小さなことでいい
たった100円でも、だれかのためにお金を使う体験をすることで「すばらしいことにお金をつかった」という良い気持ちになります。
つまりHappy Moneyの流れに入るきっかけのひとつになります。
感想
お金が笑う?
冒頭では、「自分の財布にあるお金は笑っているか」と考えさせられるエピソードが紹介されています。
「お金が笑う」、「お金が泣いている」という発想自体、これまでしたことがありませんでした。
けれど、「自分がいま持っているお金は、喜びをもって受け取ったものであるか」と考えてみるといいでしょう。
お金を受け取るときは気持ちよく。
お金にいいエネルギーを持たせてあげたいと感じました。
お金に執着しない
わたしは今ではお金を使うとき、ネガティブな感情を持つことをやめました。
お金を財布から出すときに「ありがとう、またいつでも来てね」と心の中で声をかけます。
「行かないで~!」と執着されたら、お金だって逃げたくなりますものね。
人脈はお金にも影響する
お金に対する怖れや不安を解消するために「良好な人間関係」が大切である理由を知りました。
たしかに、幸せに成功している人はまわりの人を大切にしているような気がします。
本に書かれていることを実践して、自分のお金とまわりの人にいいエネルギーが伝わればいいなと感じました。
まとめ
世界中に”Happy Money”があふれたらみんなが幸せになれる。
まさに本田健さんが伝えたいテーマです。
お金に対する不安や怖れがある人や「お金って何なんだろう」と思う人に、ぜひ読んでもらいたい本です。
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