【感想】堀江貴文『ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく』

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やりたいことが見つからない人、好きなことがわからない人、「人生このままでいいのかな」と考えながらも、何となく日々の仕事をこなしている会社員におすすめの一冊をご紹介します。

実業家、堀江貴文氏の全著書のなかで「もっとも売れている」という『ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく』です。

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『ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく』

「ゼロ」がら一歩を踏みだすために

有限会社オン・ザ・エッヂ(のちの株式会社ライブドア)起業、近鉄バッファローやニッポン放送の買収、衆議院総選挙への立候補…時代の寵児となった堀江貴文氏は、2006年、33歳のときに証券取引法違反で逮捕されました。

2011年6月から1年9か月間、刑務所にて服役した彼は、刑期終了後「ゼロ」がら一歩を踏み出しました。

今回ご紹介する『ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく』は、人生を変えたいけれど、なにをすればいいのかわからない、一歩を踏み出すのがこわくて動けない…そんな人に読んでほしい本です。

『ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく』内容紹介

本の中で印象に残ったところを引用しつつ、少しだけ紹介します。

「ゼロの自分にイチを足す」

…みんな「掛け算の答え」を求めている、ということだ。もっとわかりやすい言葉を使うなら、成功へのショートカットを求め、どうすればラクをしながら成功できるかを考えている。

10代、20代の若い世代から企業や転職について相談を受けることが多い堀江氏が感じたこと。

答えを求めている彼らは「ゼロ」の状態。ゼロに何を掛けてもゼロなんだから、物事を始めるならば「足し算」をしようというわけです。

「ゼロの自分にイチを足す」、つまり小さな地道な一歩を踏み出すことが大切なのだと語っています。

「働くことの意味」

「できます!」
即答だった。それなりに大掛かりな、本来なら業者に委託するほどのシステム移植だ。やったこともなく、できるかどうかはわからないけど、大きなチャンスだと直感的に察知した。ここで断るなんてありえない。

これ、なんと堀江氏が14歳、中学2年生のころのエピソード。プログラミングにハマっていた彼は、通っていた英語スクールの教育システムの移植を頼まれたのでした。

10万円の報酬を受け取った彼は、「働くってこういうことなんだ」と実感します。

自分の能力が誰かを助けて報酬までもらえる。これまでの新聞配達のアルバイトでは味わえなかった感慨だったそうです。

「人生が自由にならない理由」

人生が豊かになっていかない根本原因は、なによりも「時間」だ。
(略)…お金を「もらう」だけの仕事を、お金を「稼ぐ」仕事に変えていこう。
儲けるために働くのではなく、お金から自由になるために働こう。

毎月の給料を漫然ともらっている会社員は、「時間」以外に差し出せるものを何も持っていないのと同じということ。

お金はもらうのではなく「稼ぐ」もの。会社員であっても、仕事に対する考え方をシフトする必要があります。

「時間は命そのもの」

僕らは「自分の時間」を生きるのか、それとも「他人の時間」を生かされるのか、を常に意識化しておく必要がある。

時間とは有限の命そのもの。その命を自分のために使うか、他人のために使わされるのか考えてみます。

こんな風に書かれています。

  • 営業マンの無駄話に付き合うのは「他人の時間」
  • 大好きな仲間を飲みに行くのは「自分の時間」
  • 与えられた仕事をするのは「他人の時間」
  • 自ら仕事を生み出すのは「自分の時間」

もしあなたが起きている時間ずっと「他人の時間」を生かされているなら、少しずつ変えていく必要があります。

『ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく』を読んで

「人生このままでいいのかな」と考えながらも、何となく日々の仕事をこなしている会社員にこそ読んでほしい一冊。

与えられた仕事だけを漫然とこなす会社員は、たいせつな自分の命を無意味に削っているのと同じこと。そこに気がついて、ゾッとしなければおかしい。

「働く」とは、自分の能力や好きなことでもって人を喜ばせて、それが自分の報酬になることです。

でも、こんな人も多いはず。「やりたいことが見つからない、好きなことがわからない」…本には、そんな人についても書かれています。

「堀江さんみたいな起業家と自分はちがう」と満足していない人生を変えることから目をそむけるのか、「ゼロの自分はこれから何ができるだろうか?」と考えられるか。

痛いところを突かれるけれど、それと同じくらい、熱くやさしく励ましてくれる本です。

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