洋書の多読におすすめ『Who Moved My Cheese(チーズはどこへ消えた)』

洋書

『Who Moved My Cheese?(チーズはどこへ消えた?)』を読了。数ヶ月ぶりの「付箋の本」となりました。
『Who Moved My Cheese?(チーズはどこへ消えた?)』

この薄めでさらっと読めそうな本の中に、人生の教えがギュギュッと詰められているような。

難易度が易しいので、英語初学者でもかなり読みやすいです。

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Who Moved My Cheese?

『チーズはどこへ消えた?』(チーズはどこへきえた、英語原題:Who Moved My Cheese?)は、アメリカ合衆国の医学博士・心理学者であるスペンサー・ジョンソン(英語版)が著した童話、ビジネス書。

1998年にアメリカで出版される。2009年時点で全世界で累計2400万部、2019年時点で2800万部を超えるベストセラーとなっている。

引用:Wikipedia

日本語版『チーズはどこへ消えた?』

マンガでわかる『チーズはどこへ消えた?』

Who Moved My Cheese?のあらすじ

2匹の子ネズミ、”Sniff”、”Scurry”と、2人の小人、”Hem”、”Haw”がいた。

彼らは迷路をかけまわっていた。チーズを探すためだ。チーズがあれば、彼らは栄養をとれるし、ハッピーなれるのだ。

子ネズミの”Sniff”と”Scurry”の探し方はシンプルだ。ひたすらかけまわり、そこにチーズがないとわかれば、すぐにあたらしい道にすすむ。

小人の”Hem”と”Haw”は効率的にチーズを探す方法を考える。過去の経験にもとづいて頭を使うのだ。

あるとき、彼らは沢山のチーズにたどり着いた。”Cheese Station C”だ。

子ネズミの”Sniff”と”Scurry”は、”Cheese Station C”をみつける前の習慣を変えなかった。同じように早起きして、迷路をかけぬけて”Cheese Station C”に通った。

小人の”Hem”と”Haw”は、頭を使った。チーズがある場所は分かっているから、急ぐことはない。ゆっくり起きて準備して、”Cheese Station C”に向かった。そして、”Cheese Station C”の近くに引っ越した。

子ネズミの”Sniff”と”Scurry”は、毎日チーズをかじる前に、チーズの様子をチェックした。

小人の”Hem”と”Haw”は、チーズが無くなるわけがないと考えていた。自分たちは一生懸命に働いたのだから、チーズを食べつづける権利がある。

しかしあるとき、チーズは消えた。

チーズはどこに消えた?

Who Moved My Cheese?を読んで

人それぞれのチーズ

この本で、子ネズミと小人にとっての大切なものはチーズです。チーズは彼らの命を育み、幸せな気持ちにさせます。

わたしたちにとってのチーズは、仕事であったり、家族や友人、恋人との関係であったり、人それぞれです。

「自分にとってのチーズはなんだろう?」と思いをめぐらせてしまう。それがこの作品の面白さです。

あなたはどのタイプ?

2匹と2人のキャラクターが登場します。

同じ子ネズミでも”Sniff”と”Scurry”では性格が違いますし、小人の”Hem”と”Haw”はとくに、それぞれの行動に違いがあらわれます。

「あぁ、わたしは”Hem”タイプだなぁ」、「友人との関係では”Scurry”タイプかも?」なんて考えるのも、楽しいですよ。

だれが優れている、劣っているなんてないのですから。

Who Moved My Cheese?に詰められた人生のエッセンス

わたしは、心にのこるフレーズがあるページに、付箋を貼っています。
『Who Moved My Cheese?(チーズはどこへ消えた?)』

すこし紹介します(わたしなりの訳つきです)。

comfort zone コンフォート・ゾーン

He decided that if he ever got the chance again, he would get out of his comfort zone and adapt to change sooner. It would make things easier.

「彼は決めた。チャンスがめぐってきたら、コンフォート・ゾーンを抜け出し、変化に適応しようと。そのほうが上手くいくのだ。」

“comfort zone”は、そのまま「コンフォート・ゾーン」といわれますが、「快適な空間」という意味があります。

「自分にとっての快適な空間から飛び出して、新しいことに挑戦する」というときに“get out of my comfort zone”と表現します。

the image of New Cheese 新しいチーズをイメージ

The more clearly he saw the image of himself enjoying New Cheese, the more real and believable it become.

「新しいチーズを味わっている自分をはっきりとイメージすると、より現実的になり、叶いやすくなる」

偉業を成した人の格言にありませんか、こういう言葉が。

わたしの頭にまず思い浮かんだのは、本田健さんの本(記事も書いています)
»【レビュー】本田健『「未来を書く」ことで、どんどん夢は実現する』

Old Cheese 古いチーズを手放す

‘Old Cheese’ is just old behavior. What we really need to let go of is the behavior that is the cause of our bad relationships.

「古いチーズって、古い習慣と同じよね。わたしたちが本当に手放す必要があるのは、悪い関係の原因になる習慣なんじゃないかしら」

本の中で『Who Moved My Cheese?』の物語について互いの意見を話す男女が登場します。その中のひとりの意見です。

彼女にとっての「チーズ」は、人との関係。古い関係を手放すことで、新しい関係が生まれると言いたいのです。

まとめ:洋書の多読の1冊に

90ページほどなので、さらっと読めます。難易度も優しいですし、洋書の多読をしている人はぜひ読んでみてください。

ときどき取り出して、くり返し読みたくなる1冊になること間違いなしです。

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