本格的に学習を開始してから1年が経過しましたので、振り返りをします。
全体的な振り返り
学習時間について
・学習時間 合計:3,249 時間
毎日の学習時間は、「Toggl Track」、オリジナルの「行動記録表」、そしてExcelで記録しています。
この1年間、最長で1日14時間以上勉強した日もありましたが、数日だけでした。
用事がない日は、10時間~12時間勉強することが多かったです。外出などで全く勉強してない日もあります。
体調不良で勉強できなかったことが2回ありました。
1回目はコロナ、2回目は原因不明の胃腸の不調 + 発熱です。それぞれ数日間、勉強を休みました。
健康でなければ勉強はできないですね(^^;)
(単純に1年の日数で割ると)1日平均10時間という目標は達成できませんでしたが、それでも、1年間こうして勉強を継続できたことに対して自分を褒めたいです。
1日の行動記録表
「行動記録表」を作って色をつけています。
はじめの頃は、物理は青色、化学はオレンジ色、作業は黄色など色分けしていましたが、面倒になって、途中から勉強時間はすべてオレンジにしました。
それから、朝一番に前日の振り返りコメントを書いていたのですが、これも面倒になり辞めました。
黒は勉強していない時間(外出、休憩など)です。
黒が多くなると、「これではいかん」と反省し、週単位でどうにか調整しようとする意識が働くので、予想外に効果的でした。
継続できる程度に無理をする
風呂や食事は、学習開始から数ヶ月は1分単位で目標時間を設定していました。
しかし、その通りにならなかった場合に焦りとストレスを感じました。
また、夫婦の会話の時間でもある食事の時間を早々に終わらせようとするのは良くなかったです。「ご飯を食べたら勉強しにいっちゃうの?」とよく夫が言っていました。寂しかったのだと思います。
そこで、食事の時間は会話を楽しみながら過ごす時間として確保し、料理にかける時間を工夫するようになりました。
風呂についても、ストップウォッチで計測し20分以内になるように終わらせていましたが、最近は時間を気にせず入浴しています。
というのも、私は寝つきが悪く、布団に入ってから1時間以上眠れないことも多いのですが、湯船に長く浸かると寝つきがよくなるためです。
1年、2年という長いスパンで勉強するわけですから、継続できる程度に無理をする必要があると実感しました。
読んだ明細書、対訳学習などについて
これまでに読んだ明細書と、対訳学習、自力翻訳をした件数は、以下の通りです。
・読んだ明細書:214件(多読と精読を含む)
・対訳学習:15件
・自力翻訳:5件
部屋について
↑こちらが現在の私の部屋の壁と机まわりです。机まわりは写真を撮るので少し片づけました。普段は、ノート、本、ペンなどが散らかっています。
PCのモニター近くにハリネズミとポチャッコのぬいぐるみがあるのですが(写真ではポチャッコだけみえます)、これは夫が大切にしているぬいぐるみで、常に私を監視しています。笑
↑本棚は、高さ150cmの大きい本棚(左)と、高さ90cmの小さい本棚(右)の2つです。
↑大きい本棚の、上3段(左)と、下2段(右)
作ったノートは、ざっくり数えると100冊弱です。
講座を始めてから大きい方の本棚を購入しました。
写真では、本棚に入りきらない本やノートも1か所にまとめていますが、普段は床のあらゆる箇所に積んでいます。
もう1つ大きな本棚が欲しいのですが、引っ越しの可能性を考えて購入していません(近いうちに夫の異動の可能性があるため)。
弟夫婦が来た際に部屋を見せたのですが、本棚にある英語本の、書き込まれたページをめくりながら「理系でもここまで勉強していた人はほとんどいない」と感心していました。
理系大学院卒である弟夫婦にそう言わしめたことで内心ニヤリとしましたが、顔には出しませんでした。笑
もちろん、講座受講前は写真のような部屋ではなく、講座を受講開始してから大きく様変わりしました(前の写真を撮っていなかったので比較ができないのが残念です)。
現在私が住んでいるのは、夫の勤務先の宿舎です。家賃がかなり安くてありがたいです。
…が、収納スペースが少ないのが悩み。本音を言えば、もう少し部屋の広さ + 収納があるところに住みたいです。
「稼いで宿舎から出る」というのも目標の1つとしています。
ただ、夫の異動が一度きりではない可能性を考えると、宿舎の方が何かと楽ではありますが(^^;)
1か月ごとの振り返り
基本的にこれまで毎月振り返り記事を書いてきたので、1か月ごとに簡単に振り返ります。
1か月目(2022/12/15~2023/1/15)
・岡野の化学、橋元の物理
2か月目(1/15~2/15)
・岡野の化学、橋元の物理
・特許明細書を読みながら深掘り学習を開始
3か月目(2/15~3/15)
橋元の物理が終了
3か月目までに以下を購入
・デスクトップPC
・ローラーバーマウス
・モノクロレーザー複合機
・辞典(約10万円分)
・秀丸
・知子の情報
・XmindPro
・Just Right!7 Pro
・Trados 2022 Freelance Plus
4か月目(3/15~4/15)
・岡野の化学が終了
・生物学の学習開始
5か月目(4/15~5/15)
・企業調査(約40社)
・トライアル受験(3社:1社トライアル不合格、1社連絡なし、1社辞退)
・細胞生物学の学習&関連の特許明細書を読む
・memoQ購入
6か月目(5/15~6/15)
・翻訳学習を開始(翻訳会社サイト、書籍などを使用)
・英文法学習
・バイオマス関連の学習&関連の特許明細書を読む
・細胞生物学、免疫生物学、遺伝工学の学習&関連の特許明細書を読む
7か月目(6/15~7/15)
・大学生物学のテキストで学習
・以下のキーワードで明細書の背景技術のみ抽出して読む
→組換え、細菌、大腸菌
→免疫、細菌
→バイオ燃料
→半導体、シリコン、ウェーハ
・半導体基礎学習
・対訳学習開始(マイクロ流体チップなど)
8か月目(7/15~8/15)
・以下のキーワードで明細書の背景技術のみ抽出して読む
→mRNA、ワクチン、ウイルス
・ガスクロマトグラフィの対訳学習
・ウイルスとワクチンについてまとめたブログ記事を執筆
9か月目(8/15~9/15)
・Tradosを使用した対訳学習開始
→mRNAインビトロ製造
→パーソナルケア組成物
→シリコーンエラストマーエマルジョン化粧品組成物
10か月目(9/15~10/15)
・memoQを使用した対訳学習開始
→フルオロポリマー組成物関連2件
→バイオマスの加工
11か月目(10/15~11/15)
・明細書の自力翻訳開始
→バイオマスの発酵産物への変換
→ナノ構造フィルム、ペリクル、及びEUVリソグラフィを行う方法
→電池用固体電池カソードを製造する方法
・対訳学習
→EUVリソグラフィ
→全固体電池
12か月目(11/15~12/15)
・自力翻訳
→電池用固体電池カソードを製造する方法
→X線撮影装置関連で背景技術抽出して読む
・対訳学習
→X線装置関連2件
・自力翻訳
→組織試料をX線撮像するためのシステムおよび方法
現時点の課題
「悩む」と「考える」
課題というよりは反省点なのですが、
以下のようなことで「悩む」とき、貴重な時間を費やしてしまうことがありました。
・やや高価なある本(辞典、ソフトなど)を買うかどうか
・(少し不調があるときに)病院に行くかどうか
・(買い出ししながら)一週間の食事のメニューをどうするか
このように悩むとき、実際は頭を使っていない状態(つまりフリーズ状態)に陥っています。
病院に行くかどうかなど、本来は悩む必要がないはずです。先延ばしにすれば、さらに面倒になることは明らかなのですから。
頭を使って整理することもなく、「面倒だ」とか「高いお金を払うのが嫌だ」という感情的な理由で、ためらっているというのに近いです。
訳を決めるときも、同じようなことが言えます。
「●●に対する訳をAにするか、Bにするかを悩む」というとき、なぜA(またはB)かも知れないと思うのかを突き詰めて「考えて」いなかったのです。
「何となくAな気がするけれど、Bな気もする」という理由で悩んでいたのですから、いくら辞典やネットで調べた上でも訳に自信を持てないのは当然でした。
「悩むこと」がマイナスなことだと言いたいわけではありません。
ただ、不明な点や不安な点について、感情的に悩むことと、クリアにするために考えることは別物であって、自分はそれが曖昧であったということです。
今後は、感情的に悩んで貴重な時間を費やすことのないようにします。
健康について
運動不足
次に、慢性的に運動不足であることです。
まずいと思いながらほとんど対策をしていないことが、さらにまずいです(^^;)
毎日10分ほどでできるストレッチや腹筋、プランクをやっていますが、「運動」というには足りませんし…。
週末に、市営体育館に行ってジム器具で運動した時もありましたが、3回で終わりました。ウォーキングですら、夏は暑い、冬は寒いという理由で外に出るのが億劫になり続きません。
筋肉量が落ちたせいか、体重が減りました。
「何事も継続するのが一番難しい」とよく言いますが、定期的な運動は、私にとって継続するのが難しいことの1つです。
目の健康
これまで、目の健康を気遣っていなかったことを反省しています。
せめて勉強以外では目を休めるべきなのですが、ついスマホを触ったり、PCでYouTubeを観たりしていました。
勉強後も本を読むので、寝る直前まで目を休ませないことが多いです。
そのせいか、勉強中に視界がぼやけて良く見えないことがあります。
視力の低下も実感しています。
検眼に行こうと思いながら、数か月が経過してしまいました。
夫も長年検眼しておらず、最近は充血した目をしていることが多いので、夫の休みに合わせて年末か年明けに必ず検眼に行きます。
今後の予定
対訳学習と自力翻訳
引き続き、対訳学習と自力翻訳を進めます。
どの明細書の対訳学習をするか、自力翻訳をするかについては、すでにリストを作っています。
対訳学習や自力翻訳に関連して、周辺知識の補充もします。
(以前ブログ記事にも書きましたが)必要に応じて『Essential 細胞生物学』などの本を使用します。
トライアルについて
予定している明細書の対訳学習と自力翻訳が終われば、トライアルを受験します。
今後の進捗次第で変更する可能性もありますが、現時点では2024年4月になる予定です。
最後に
お金と人生の選択肢
「人生の選択肢は多い方がいい。そして、人生の選択肢を多く持つにはお金が必要である」
この1年間、上記のように感じることが特に多かったです。
なぜそのように感じるのかというと、個人的な話なので詳しくはここに書きませんが、
ざっくり言えば、お金を理由に諦めるかも知れないことがあり、それが今後の自分の人生に大きく影響する可能性があるから、です。
もちろん、お金で得られないものもありますが、お金がある方が人生の選択肢を多く持てるのは確かです。
「稼ぐこと」にフォーカス
人生の選択肢を多く持ちたいといっても、決して贅沢をしたいわけではありません。
豪邸に住みたい、自慢できる車が欲しい、高価なブランド物が欲しいなどという欲も全くありません(むしろ家が広すぎると落ち着かないです)。
しかし、人生で何かを望むときに、お金を理由に諦めるのは悔しいです。
だからこそ、「稼ぐこと」にフォーカスしなければなりません(講座でいつも言われていることです)。
私の部屋の壁には、
…
20××年に年収●●円
20××年に年収●●円
20××年に年収●●円
…
と書いた付箋を貼っています。
たまに自信をなくして、このように稼ぐのは自分には無理じゃないかと不安になります。
しかし、本やソフトに投資した結果減っていく自分の貯金額に比例(?)して、今は「ここまできたら、やるしかない」という気持ちです。
稼ぐためには、「稼ぐための勉強」をする必要があります。稼ぐための勉強ができていることを確認する目的で、ブログを書いています。
管理人さんからブログにコメントを頂けるのは本当にありがたいです。いつもありがとうございます!
年末年始も、気を緩めることなく過ごします(自分と夫の両方の実家に行くので勉強時間は減りますが^^;)。