化学・物理

エマルションの明細書を読む

エマルションの明細書

現在、エマルションの明細書を題材にして対訳学習中です。

(木曜から週明けまで夫が不在なので、寂しい一方で勉強は大変はかどります。笑)

講座のP&G対訳シリーズで題材とされている明細書を最初から最後まで自力翻訳&ビデオセミナーを視聴しながら、アプローチの仕方などを確認するためです。

まずは3件、関連の明細書を日本語で読みながら知識を補充した後、別の明細書をつかって対訳学習を開始(現在の進捗は半分ほど)。

自分で一文翻訳してから、公開訳と比較しています。

今回、XMindで要点をまとめながら読んでいるのですが、これは特許の「肝」を理解するのにとても良い方法であると考えます。

課題

一文ずつ公開訳と比較し、不足知識をWordや知子の情報などにまとめながら進めているので、当然ながら実務レベルの処理速度ではありません。

それに実務では、今ほど丁寧にXMindにまとめたり、一文一文に対してじっくり調査したりする時間はないでしょう。

気が付けば、たった一文に長い時間をかけてしまうこともあります。特になじみのない部分である場合、見切りをつけるというのが上手くできていません。

また、英語に対する「思い込み、決めつけ」によるミスもあります。

まずは内容をもとに(これが重要)、意味を予測する、そして自分の予測を確認するために(ここも重要)、辞書等で調べることを習慣にしなければなりません。

1日の作業時間について

対訳学習の前に同様の明細書を数件読んでいたおかげで、わりとサクサク進められています。

10,000ワード超ですが、その約半分を2日間で終えました。

ただし、毎日12時間近くこの明細書に費やしているので、仕事として考えると現実的ではありません(最初のうちは仕方ないと思いますが)。

集中できる時間で、どれだけ正確にかつ速く進められるかですね。

目標は、1日8時間です。例えば朝8時半~12時、13時~17時であれば、生産性が落ちる夜に仕事を持ち込むこともありませんし、家族との時間もとれます。

夜は仕事ではなく、仕事を効率化するための作業に充てることが理想です。

ミスについて

あとは、今回の明細書で、「内容を理解しているのか?」と言われても仕方がないようなミスが数回ありました。

(言い訳ですが)内容は理解していたのに!というミスもありました。

ただ英語を日本語に置換していた(講座でいうところの、置換モードに入っていた)ことが原因と考えられます。

「驚くほどの成長」を当たり前にする

一方、成長を感じられる部分もあります。

公開訳に対し、「~ではないのか?」と疑問を持てるようになったこと、かつその違和感に自信を持てるようになったことです。

数週間前、何なら数日前の自分とは大きく違うことを実感しています。

かつての自分が「こんなの絶対読めない」と投げ出したであろう明細書を今まさに読んでいる。

そして、その明細書を訳した翻訳者と、(100%ではないものの)同じレベルに立って、追い越そうとしているのだと。

「驚くほどの成長」が、今の自分にとっては当たり前になりました。

これだけ毎日勉強しているんだから成長するに決まっている、というのが本音ですが…。

今後の予定

今日と明日で、今の明細書を終わらせます。

次に、対訳シリーズの明細書を自力翻訳→公開訳と比較→ビデオセミナー確認。

その次に、3M対訳シリーズに取り掛かるために、関連明細書を数件読む→1件対訳学習→自力翻訳→ビデオセミナーです。

ここまでで9月いっぱいかかる予定です。

10月からは、クロマトグラフィー、ドラッグデリバリーシステム、がん免疫療法などで同じ流れを行います。

分野ごとに、どの段階まで進んでいるのかをエクセルで管理しています。

トライアルシリーズもやろうかと思っていましたが、自分でも手を動かして…という感じではなさそうなので(たまたま視聴したものがそうだったのかも知れませんが)、空き時間に視聴するにとどめようかと思います。

色々書きましたが、この計画で年末までびっしり埋まるのではないかと考えています。その後、集中的にトライアルを受験する予定です。

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