翻訳の仕事

家族のことや案件のことなど色々

先日、過去最大ワード数の案件を納品しました。

その案件のさらに2倍のボリュームの案件が次に控えているのですが、その準備の前に、数日間休暇をとって地元に帰りました。

数カ月ぶりに会う母が驚くほど痩せていました。

どうやら、仕事を辞めてから心身に不調をきたしていたようです。

やや離れて暮らす私に心配をかけまいと、母も父も(同じ県内に住む弟夫婦も)黙っていたとのこと。

母とは、多ければ毎日、少なくとも数日に1回はメッセージのやりとりをしていたため、まさかこのようなことになっているとは想像すらしていませんでした。

幸い現在は快方に向かっていますが、両親とは物理的な距離を置きたくないと感じました。

しかし全国転勤のある夫と暮らしている以上、近所に引っ越すという訳にもいかないのが悩ましいです。

希望すればある程度は転勤先を考慮されるようですが、100%希望通りになるということはあり得ません。

一方で、自分たちの仕事や生活を大きく変えてまで両親の傍にいる、ということはすべきではないとも思います。

とりあえず、今後はこれまでよりマメに実家に帰ることに決め、病気になったときは必ず連絡するように伝えました。

時給1000円超

これまでに受けた案件は、以下の項目を中心にExcelにまとめています。

・分野
・ワード数
・報酬
・前調査にかかった時間と日数
・翻訳+チェックにかかった時間と日数
・1日の処理ワード数
・時給

現在のところ、A社とB社からの案件を受けているのですが、B社の案件で初めて時給1000円を超えました。

品質はそのままに、チェック工程などを効率化できれば、さらに時給があがります。

1日の処理ワード数は、安定して2000~2900ワードです。

1日の処理ワード数は、前調査や翻訳後チェックを含めてその案件に費やした日数の合計で計算しています。実際の処理ワード数は、案件により大きく異なりますが1日3500~4000ワードくらいです。

B社の方がレートが高いので、同じワード数をこなしていてもA社とは報酬が大きく異なります。

しかし現状、B社よりもA社の方が受注した実績が多いです。

レートか仕事のしやすさか?

A社のレートはB社より低いのですが、A社の仕事の方がやりやすいと感じています。

やや感覚的なものですが、以下のような理由からです。

A社は、
・担当の方の対応が丁寧
・メールが分かりやすい(案件を受けられるかどうかの検討しやすい、クライアントごとの指示が明確 etc.)

B社は、
・メールに対する返信の催促がある
・メールがフランクであるのは良いことである一方、A社と比較すると分かりにくい
・担当の方とのメールやチェッカーからのメッセージなど全てが英語
・チェック内容

案件打診メールの場合、30~45分を超えると「早い返信だと嬉しいな!」的な催促メールが送られます。

明細書の内容をみて打診された案件を受けられるかどうかを確認をするにしても、自分の場合まだ時間がかかります。

常に机に張り付いているわけではないので、家事や外出によりメールを見られない(気づかない)時間もあります。

そこで、求められる時間以内に返信がない場合は別の方に割り当てて頂くようお願いしました。

ただ、すぐに返信できなくともメールに気がついた場合は「●時以降なら確認できます」などと連絡するようにしています。

また、4つ目の「チェック内容」について、ここに詳しく書くことはしませんが、納品後の確認と対応のために、使わなくてよい時間を費やしたと感じる部分がありました。

報酬だけで考えればB社の案件を優先して引き受けるべきなのですが、以上の理由からモヤモヤを感じることが多く、ついA社の案件を優先している状態です。

A社は、品質などによってレートアップの可能性があるため、引き続き仕事を受けたいと考えています。

B社についても、付き合い方に慣れれば問題ないと考えているので、今後も仕事を継続したいです。

現状に満足しない

自分が目標とするのは「時給2000円」です。

しかし現状のままでは、いくら効率化を図っても時給1000円を2倍にすることは非現実的です。

ゆくゆくはメモリマッチや機械翻訳の割引がない仕事をする必要があります。

収入ゼロの状態から今のように稼げるようになったことに関しては周囲に感謝し、自分を褒めたいです。

しかし、現状に満足してはならないと思います。

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